ボロ物件が高収益物件に!リノベーションすることでこんなに高く売れる。

ボロ物件が高収益物件に!リノベーションすることでこんなに高く売れる。

リノベーションすることによって収益を上げる

私たちの会社では、そのままでは価値が低い物件をリノベーションすることによって価値を上げて、収益を上げるというビジネスモデルを得意としています。

まずは、私がリノベーションを事業にするきっかけになった物件のエピソードを紹介します。それは、岡山市の飲食街のはずれにある物件でした。この物件の販売を媒介することになり、当社で販売活動をすることになったのです。比較的安い物件だったので、広告に出すとまたたくまに数十件の反響と買付が十数本も入りました。

ところが、誰ひとりローンが通らないのです

その原因は物件にありました。17戸中入居者は5名、しかも入居者全員が家賃を長期滞納している状態で、2階のある部屋のドアには「金返せ!」の文字が刻印されている始末。これでは、現地調査に行った金融機関の担当者もひるんでしまって稟議を上げられません。

結局、どうあがいても売れないことが判明したので、「それなら当社で買い取って不良入居者を法的に排除し、内外装ともキレイにして満室にしよう」と考えました。まさに苦肉の策でした。まず、問題の長期滞納者と交渉したところ、意外と簡単に退去交渉が成立し、全員退去となりました。

次に、物件の外壁のペンキを塗り直し、部屋の壁紙や床材を張り替えたのはもちろん、キッチンの設備も入れ替えました。物件のネーミングも昭和を感じさせる漢字の名前だったので、高級住宅地をイメージさせるようなオシャレな横文字の名前に変更しました。

こうして物件が生まれ変わると、なんと3カ月で満室になったのです。物件の購入費用とリノベーション費用を足しても、表面利回り18%くらいでした。物件がキレイに生まれ変わると、近くの大学病院の関係者が続々と入居してくれるようになり、大半が大学病院関係者で占められるという状況になりました。大学病院は収入もよく安定しているので、属性としては申し分なく、結果的に物件の資産価値を上げることに成功しました。

当時は、「リノベーション」という言葉を今ほど意識していたわけではありませんでしたが、今振り返ってみると、これは立派なリノベーション物件といえます。もともとは苦肉の策で始めたのですが、結果的に成功を収めることになり、私は味をしめることになりました。こうして、リノベーションの魅力に取りつかれていったのです。