フィンテックの進化で銀行業界が危ない!

フィンテックの進化で銀行業界が危ない!!

  • 2020年8月15日
  • 2020年7月9日
  • 投資
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銀行業界が危ない

フィンテックの進化でさらに危ないのが銀行業界です。

ただし、銀行業界はクレジットカード業界のように消滅したりはしないでしょう。ですが、大きなリストラの波が押し寄せ、銀行員は大量解雇の憂き目に遭うことになるでしょう。銀行の主たる業務とは何でしょうか。まず思い浮かぶのが、住宅ローンなどの貸し付け業務です。

これには、企業への運転資金の貸し付けなども含まれます。もう一つ大きな柱として、決済業務があります。支払いの決済をする業務です。例えば、サラリーマンの給与支払いはほぼ例外なく銀行(ゆうちょや信用金庫等も含む)振込です。公共料金を銀行口座から自動引き落としにしている人も多いでしょうし、クレジットカードの支払いも銀行口座からの引き落としです。

企業間の大きなお金の取り引きも、ほぼ銀行振込が基本です。現在、お金のやり取りを現金や紙の小切手で行うケースは稀で、銀行振込を利用するのが当たり前の世の中なのです。実は、銀行員の多くは貸付業務ではなく、決済業務に携わる人たちです。

そして、決済業務の手数料ビジネスの規模は計り知れないほど大きなものがあります。もし、今後、フィンテックが発達し、人工知能技術の導入に合わせて仮想通貨が普及していけば、銀行の決済業務は必要なくなります。お金のやり取りがビットコインなどの仮想通貨でできるからです。

現在、決済業務に携わっている銀行員たちはいらなくなり、リストラされてしまうでしょう。手数料収入も激減しますから、銀行はそもそもの業務である貸付業務に特化することになるでしょう。もしかすると、経済全体で見た場合、銀行が貸付業務を主たる収入源にすることで、世の中に回るお金の量が増え、景気がよくなるかもしれません。

しかし、銀行業界で働く人たちがリストラに遭い、業界再編(業務の再編)を余儀なくされることになるのは確かです。そもそも、フィンテックが発展しなくても、決済業務はやがてAIに取って代わられることになるでしょう。フィンテック、仮想通貨はその流れを早めるだけかもしれません。いずれにしても、銀行は一行あたり100人程度の貸付担当社員とコンピューター(AI)だけの組織になるでしょう